11月は紅葉シーズン。京都は桜や紅葉が他の都市よりもそこかしこで見られる印象があります。
紅葉と聞くと、少し山歩きをしなければならないようなイメージがありますが、今回ご紹介する山科区の「毘沙門堂」は、お散歩がてら行ける紅葉スポットです。
駐車場もありますので、お車でも問題ないですよ。
「毘沙門堂」へは山科駅からゆっくり歩いて20分
毘沙門堂は山科駅が最寄駅です。JR・市営地下鉄東西線・京阪電車の3路線からアクセスできます。JRの山科駅の改札を出るとすぐにセブンイレブンがあるので、軽く飲み物を買っておくとよいでしょう。
紅葉シーズンには、ごった返すほどではありませんが見物客でにぎわいます。歩いて向かう人がほとんどなので、道を間違えることもありません。
「毘沙門堂」へは山科疎水を越えるとすぐ

春のお花見も楽しみ。
明治時代、琵琶湖の水を京都へ引き込もうとつくられた琵琶湖疏水。この写真は毘沙門堂に向かって左側の風景です。
川沿いにソメイヨシノがずらっと植えられていて、お花見スポットとしても知られています。歩道が整備されているので、桜の季節にはゆったりとお散歩してみるのも楽しそうですね。
山科疎水は、大津から山科を経由して蹴上まで小さな遊覧船(びわ湖疎水船http://www.biwako-sosui.jp/midokoro/)も出ていますよ。
「毘沙門堂」に着くと真っ赤な紅葉がお出迎え

毘沙門堂の入り口
歩きすすめていくと一気に紅葉が広がるゾーンに。毘沙門堂一体が紅葉に包まれています。
境内へと続く道はゆったりとしています。モデルさんが写真撮影をしているのも見かけました。
「毘沙門堂」の境内へは無料で入れます
毘沙門堂の本堂にあたる部分は有料ですが、境内へは無料で入ることができます。

歴史を感じるフルそうなお札。
無料ゾーンでも絶景が楽しめます!

パンフレットにありそうな綺麗な紅葉。
本堂の中には庭園が広がっているようですが、中に入らなくてもちらっと見ることができます。ちょうど本堂の柱が写真の枠のようになって風情のある1枚が撮れました。
廊下部分は、人が通るところなのでタイミングを見計らって辛抱強く待ちましょう。

毘沙門の境内から近くにある駐車場の紅葉。
建物の横にある駐車場でも紅葉が満開でした。色鮮やかなコントラストが楽しめますよ。

カメラ見ながら下りないように。
こちらは境内へ続く階段を下りる側から撮ったもの。少し急なので手すりを使ってくださいね。
「毘沙門堂」のすぐ近くに不動明王をまつる山科聖天が
毘沙門堂の駐車場側、徒歩すぐのところに「山科聖天(しょうてん) https://yamashina-syouten.com/about/」と呼ばれる境内があります。商売繁盛や縁結びにご利益があるそうですよ。

山科聖天の境内からの眺め。
階段を下ると、毘沙門堂の前の道につづきます。
帰りは少し遠回りになりますが、山科疎水沿いを歩いて山科駅に向かうのもよいかもしれませんね。
今回写真は撮らなかったのですが、毘沙門堂には大きな枝垂桜がありました。春のお花見も毘沙門堂からスタートしたくなりました。
今回は以上です。
ではまた!