平等院鳳凰堂やお茶で知られる宇治市にある超有名パン屋さん「たま木亭」。
パンの消費量日本一の京都において、一番おいしいと評価されるパン屋さんは、いったいどんなお店なのかご紹介します。
「たま木亭」がどれだけ人気かは立地と駐車場の数で分かる
「たま木亭」は、世界遺産である平等院で有名な宇治市にあります。宇治駅から2つ隣の「黄檗(おうばく)」という駅が「たま木亭」の最寄り駅です。
JRと京阪電車の2線が通っていますが、快速は止まりません。ひとことで言うと田舎なんです。
「たま木亭」の駐車場は5か所(32台分)

駐車場が5か所・・・!?
「たま木亭」にはお店の前の駐車場を含めて5か所あり、32台もの車が停められます。
街、いや、田舎のパン屋さんに32台分の駐車場って考えられますか?「ビビるほど人気」なんです。「たま木亭」は。
しかもこんなに駐車場があるのにお店にあるショップカードには「駐車場に限りがありますので、公共交通機関をご利用ください」と書いてあるほど。
もうここまでで「たま木亭」の人気具合がお分かりいただけたのではないでしょうか。
「たま木亭」のパンは他にないものが多い

どんな味?
人気のパン屋さん、きっとオーソドックスなパンがおいしくて人気なんだろうなと予想していたのですが、全然ちがいました。
ほとんどのパンは、初見では味の予想ができません。

宮崎とは?
右の「宮崎」ってどんなパンだろ・・。

博多。
真ん中の「博多」は多分明太子。一番左の「ウッフ」は予想不可能。

分かりやすいパンに安心する。
分かりやすいパンを発見!ひと安心。
この辺も分かる。よかった。
クリームパンは分かる。奥のは分からない。
ちなみに分かりやすい食パンやバゲットはレジ横にあり、自分で取らずに店員さんに注文するスタイルです。
クリーム系のパンがパティシエですか?ってぐらい旨い
「たま木亭」には冷蔵コーナーがあり、そこでは写真のようなタイプのクリームを使ったパンがあります。これがまぁ、感動するくらい旨い。
「タマキテイって、フランス語でおいしいケーキ屋さんって意味ですか?」ってぐらい旨い。
シンプルなパンよりは、甘いパンや惣菜パンの方がおいしさが分かりやすいかもしれません。
こちらは、見た目にひかれた買ったもの。りんごジャムが入ったパン。名前は分かりません。口に入れるとジャムというより蜜がじゃんじゃんあふれてきます。
シンプルなバゲットはシンプルにおいしい。でも凝ってあるパンは、想像よりずっとおいしい。多分それが人気の理由。
ちなみにお店にある代表的なパンは、お店の公式ページに記載がありますよ。
お店のパン紹介ページ
http://www.tamaki-tei.com/pan-images/
「たま木亭」は1店舗のみ

たま木亭の入口
「たま木亭」では、店主の玉木さん自身が生地を管理し焼き上がりまでの全ての行程にチェックを入れ、フレッシュな状態で一日を通して作り続けるスタンスで営業をなさっています。
そのスタイルを崩さないよう、百貨店や商業施設への出店依頼を断り、インターネット通販も一切していないとのこと。
「たま木亭」の営業時間・定休日・アクセス
週3日がお休みのパン屋さんは初めて見ました。それだけ仕込みに力を入れているということなのでしょう。
ちなみに私が訪問したのは閉店前の18時ごろ。それでもひっきりなしにお客さんが入店してきましたので、パンがたくさんあるオープン時間などは非常に混み合いそうです。
営業時間:7時から18時45分
定休日 :月曜・火曜・水曜
住所:〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄平野57-14
「たま木亭」へは、「黄檗(おうばく)駅」から宇治方面へ徒歩10分ほど。
ちょうど向かいに京都大学の宇治キャンパスがあります。
お店の詳しい情報は、公式サイトからご覧ください。
お店の公式サイト
ちなみに、製造スタッフや販売スタッフが募集されていますので、パンの道へすすみたい方はぜひ。
今回はここまでです。
ではまた!