京都市を南北に走る通りの1つ七本松(しちほんまつ)通り。
今回は通り全体からして北側、上京区にあるケーキ屋さん「凡蔵(ぼんくら)七本松店」と「アトリエ・ラ・トランキリテ」の2店について一気に紹介します。
「凡蔵」は3店舗構える人気スイーツ店
「凡蔵 七本松店」は京都の町屋を改装して2008年にオープン。オーナーパティシエの方は京都と大阪のホテルで修行を積んだ方だそうです。
入りやすい雰囲気から「町のケーキ屋さん感」がありつつも、しっかりと趣向を凝らしたショートケーキやモンブラン、ロールケーキといった馴染みのあるスイーツが楽しめるお店です。
お店は七本松店に加え、二条店と西大路御池本店の計3店舗展開です。
「凡蔵」のイチオシはロールケーキ
凡蔵の定番は「ロールケーキ」です。この日は「凡蔵ロール」にはじまり、「七本松ロール」「上七軒ロール」「いちごロール」「さくらロール」がありました。
基本の凡蔵ロールは長い1本単位で販売されており1,100円(税込)。お値打ちといってよいかと思います。他のロールはカットされているのが基本ですね。それぞれに説明が書いてあって分かりやすいです。
この日はさくらロール(1カット)とクッキーシューを購入しました。さくらロールは430円(税込)、クッキーシューは220円(税込)でした。
「凡蔵」の内観
焼き菓子もたくさんあります。
夫婦パティシエが営む「アトリエ・ラ・トランキリテ」
「アトリエ・ラ・トランキリテ」は凡蔵の2軒隣ぐらいにあるスイーツ店です。お店は夫婦パティシエさんが経営されています。トランキリテはフランス語で静寂という意味。
HPによると、パリや東京、京都で過ごした経験から、それぞれの街の個性やセンスを取り入れた「日常のフランス菓子」を作りたいという思いで、妻さんの地元である京都で開業されたそうです。
オシャレなスイーツが並ぶ「アトリエ・ラ・トランキリテ」
オシャレなスイーツ店という外観から、「ちょっとお高いお店なのかな?」という不安はありましたが、全体を通してみると凡蔵と価格帯は大きくは変わりません。
ちょっと見たことないようなスイーツもあって新鮮でした。この日はバラのような見た目のホワイトチョコがのった「ローズ・ド・ヴェルサイユ 486円(税込)」と、シュークリームならぬ「シュー・ア・ラ・クレーム 314円(税込)」を購入しました。
「アトリエ・ラ・トランキリテ」の内観

たくさんのパウンドケーキ
「アトリエ・ラ・トランキリテ」は豊富な焼き菓子に特徴があります。京都の蔵元「佐々木酒造」の蔵出原酒を使ったパウンドケーキや、老舗お茶店の抹茶と丹波黒豆を使ったフィナンシェ、マカロンなどもあります。
「凡蔵」と「アトリエ・ラ・トランキリテ」のスイーツ比較
簡単にではありますが、購入品を比較します。まずは凡蔵から。

さくらロールとクッキーシュー

さくらロール

クッキーシュー

もちろんクリームたっぷり。
つづいて「アトリエ・ラ・トランキリテ」

ローズ・ド・ヴェルサイユ とシュー・ア・ラ・クレーム
ローズ・ド・ヴェルサイユの花びら部分はホワイトチョコ。
チョコの下はマンゴーとパッションフルーツ、ピスタチオのムース。さらに下にはスポンジケーキが詰まっています。上の画像だと、白いカップの中に入っているように見えますが、実はこのカップ自体もホワイトチョコでできています。
どちらのシュークリームも買って食べてみて比べた感想としては、凡蔵のシュークリームは期待通りの味。アトリエ・ラ・トランキリテのシュー・ア・ラ・クレームは食べ慣れてるシュークリームとは別のお菓子のような気がしました(もちろんものすごくおいしんですが)。
シュークリームに限って言えば、いわゆるシュークリームとして買うなら凡蔵さん、スイーツとして楽しむのならアトリエ・ラ・トランキリテさんがよいかなと思いました。
「凡蔵 七本松店」のアクセス・営業時間
・営業時間 10時~20時
・住所:京都府京都市上京区二番町209
・定休日:火曜日(水曜日も休みで連休になることが多いです)
・お店の公式HP http://bonkura-kyoto.com/
「アトリエ・ラ・トランキリテ」のアクセス・営業時間
・営業時間 11時~19時30分
・住所:京都市上京区七本松通り仁和寺街道下る二番町211-2 エイム二番町101
・定休日:水曜日(月1回連休あり)
・お店の公式HP https://la-tranquillite.com/
今回はここまで。ではまた!